アヘアヘなハゲです。グヘヘ

こんにちは。アヘアヘなハゲと申します。どうぞ、よろしく。グヘヘ

いつかまた会えたらいいなあ

あの頃の思い出はいつも、そこにあって

今の私に寄り添ってくれますねえ。

まあ、寂しさも少しありますが、、、、。

で、今日は昔のことを思い出したので

忘れないように書いときます。




あれは僕が小学一年生の頃でしたかね。

幼い頃の僕はなんというかバカ真面目で

家族以外は誰に対しても敬語を使うような子供だったかと、、。

まあ、それも僕はもともと4歳ぐらいまでは東京に住んでいて

こっちに移ってからも幼稚園はいいところに通わせてもらってたんで

親が教育熱心?のいわゆる世間知らずだったわけです。

それが急に公立の小学校に入学していろんな面白い奴がいて

結構楽しかった思い出があります。

(それでも2年生までは毎朝学校が開く前の6時ぐらいに登校するバカ真面目でしたが(笑))

 

で、世間知らずというか物心が無いというかその当時の私は好き嫌いがまだ無いわけで

結構、好奇心旺盛な誰とでも分け隔てなく接する少年でした。

この頃は友達もたくさんいまして、今回書くのはその中の一人についてです。




ーーーなんで友達になったかはもう覚えていない。

でもすごくいいやつだった。ってことは覚えてる。

 

彼(以下G君と呼ぶ)とは帰り道が同じだった。

(だから友達になったんだと思ふ)

そんでG君はゲームが得意な奴だった。

僕の家はゲームとかは買ってもらえなかったから

よくゲームの話を聞かせてもらってたっけ。

あの甲高くて早口の彼の声がとても面白くて

G君との帰り道はいつも楽しかった。

そんで、いつも一緒に帰るようになって

いつの日か一緒に遊ぶようになった。

 

僕たちの家の近くには公園があって

遊ぶと言ったらいつもそこだった。

(遊ぶといっても彼が持ってくるDSで

彼がプレイするのを見るだけだったが)

G君が持ってくるソフトはいつも初めて見るものばかりだったから

彼のプレイを見るだけでもとても楽しかった。

スーパーマリオを見たのも彼のDSの中が初めてだった。

(G君はプレイが結構うまかった。口癖はマリオの効果音)

いつも遊んでいたのでまあそれなりには親密だった、と思う。

 

ある日、僕はいつも通り帰り道に

G君と遊ぶ約束をして公園に。

その日は僕の方が来るのが早くて

彼が来るのを待っていた。

そしたら、彼が隣のアパートから出てきた。

子供ながらに家そこだったんか、と思って

少しびっくり。

まあ、そのアパートというのがほんとに

公園の隣だったからというのと

ちょっと暗めの感じのお世辞にも

綺麗とは言えないアパートだったからというのも

あるかもしれない。

 

で、同じ日か忘れたけど、

彼の家にお邪魔する機会があった。

友達の家に入るのは初めてだったから

緊張してたと思う。

二階ぐらいだったか、短い階段を上がったら

彼の家があった。

ほんで家に入ろうとしたんだが、

彼から静かにするようにと言われた。

なんでも聞くところによると

G君の母親が寝ているからだと言う。

ほんで、彼の案内で家にお邪魔したのだが

まず電気がついていない。

で、G君も特に気にしていない感じだった。

子供だったのでまあそんなもんかと受け流しつつ

いつも通り彼のゲームプレイを見ることに。

でも他人の家なんて気になるに決まってる。

失礼とわかりつつもいろんなとこをじろじろ見てしまう。

そのときのことを思い出して考えてみると

彼の家はどうも生活水準が高いとは言えなかった。

今なら分かるが多分彼の母親は仕事疲れで寝ていたのだろう。

(そのときの僕は他人の家なんてこんなもんだろうと

思っていたので特に何も感じなかったが。)

そのあとは相変わらず上手い彼のゲームプレイをひとしきりみて帰った。

彼は帰るとき少し寂しそうだった気がする。

 

そのあとも何回か遊んだ。

でも彼と同じクラスだったのは一年生のときだけで

二年生になってからは僕には他の友達ができて

疎遠になった。

それからしばらくして彼が転校したと聞いた。

理由は分からなかったが隣の町の小学校に転校したらしい。

 

そのあと彼を見たのは一回きり。

一年ぐらいたったある日

彼はあの公園でシャボン玉をふくらませていた。

少し話をしたような気もするが

もう今となっては遠い少年の日の記憶になってしまって思い出せない。

 

僕としては彼が今もあの日のように笑えていて

いつかまた会えるのを願うばかりだ。

 

(ほんとに記憶が曖昧で言葉足らず、誤解を生んでしまうところも

あると思いますが温かい目で見ていただければと、、、。)